「離婚する気はないけど、浮気は止めさせたい!」
その一心で、典子(仮名)さんは、浮気調査を依頼しました。
典子さんは何故浮気を疑ったのでしょうか?
水曜日だけ必ず残業する夫に不信

先日、相談に来られた典子さんは、4歳年上の旦那さんと結婚して17年目の45歳。工場に勤める真面目な旦那さんに今年高校生になった娘さんの3人暮らし。とても温厚で誰にでも優しく、そして、真面目を絵に描いたような旦那さん。典子さんは、そんな旦那さんのことがとても好きだったのです。
新婚当初のラブラブさはないものの、デートをしたり、記念日にはプレゼントをかかさない。年相応の結婚年数相応のラブラブさで、娘さんも「惚気ないでよ」と言ってしまうほどの仲の良さでした。今まで、浮気など疑ったことさえなかった典子さんでしたが、最近、旦那さんの浮気を疑ってしまう出来事があったのです。
それは、旦那さんの残業が増えたこと。今までも繁忙期には残業があった旦那さんですが、最近は、繁忙期でないにも関わらず残業が多くなっているのです。しかも、残業があるのは決まって水曜日だけなのです。「どうして、水曜日だけ遅いの?」と典子さんが尋ねると、旦那さんは、「なんでなんだろう?分からないけど、水曜日だけいつも残業になってしまうんだよ。」とはぐらかすばかり。
残業手当がちゃんと出ているのか確かめたくて、「給与明細を見せて。」と言っても「今度ね。今度ね。」と見せてくれる気配がありません。給与明細を見せてくれないことで、本当は残業をしていないのではないかと思ったのだそうです。嘘を吐いてまで隠したいこと・・・典子さんは、旦那さんの浮気を疑うようになったのです。

そこで、旦那さんが浮気をしているのか確かめたいと思ったのです。旦那さんの仕事終わりの行動を調べたいと思い、自分で調べられないかを模索していた典子さん。GPSをかばんに仕込んだり、携帯を調べたり、いろいろと考えた典子さんでしたが、素人がする調査で本当に決定的な証拠が見つけられるだろうかと思ったのです。
旦那さんのことを本当に好きだからこそ、浮気をしているのなら早くやめさせたい。そのためには、旦那さんが有無を言わさない決定的な証拠が必要だと思ったのです。そこで、自分のする素人の調査には限界があると考えた典子さんは、浮気調査のプロである探偵に調査を依頼しようと考えたのです。
探偵事務所のホームページを見て、無料相談ダイヤルがあると知った典子さんは、まずは電話をし、その後、事務所に訪れ、調査方法のことや金額のことを聞き、納得をした上で調査を依頼したのです。
やはり浮気をしていた夫。そして…

後日、結果を聞きに。
結果は、「旦那さんは浮気をされています。」とのことでした。「やっぱり・・・」そう呟いた典子さんの目には涙が浮かんでいました。旦那さんと離婚をする気のない典子さんは、旦那さんに調査結果報告書を見せて、浮気を止めさせようと考えたのです。
そして、後日、お話を聞くと、元のサヤに戻ったと言うことでした。調査結果報告書を見せられた旦那さんは、顔面蒼白。平謝りで浮気を認め、浮気相手とは別れると謝ってきたのだそうです。「お前が一番なんだ」という言葉を信じ、旦那さんに「次はないよ!」とラストチャンスを与えるべく離婚は回避したのだそうです。
浮気調査は別れるためのものだけじゃない
今回のケースは、浮気調査の目的が離婚するためではなく、浮気相手と旦那さんを別れさせることが一番の目的でした。そのためにも、まずは、浮気を認めさせることが大切でした。
ご自分で調べようとも思っていた典子さんでしたが、決定的な証拠が掴める自信もなかったので、調査のプロである探偵に調査を依頼されたのです。実際、言い逃れの出来ないくらいの証拠があり、素直に浮気を認め、旦那さんは謝罪をしました。
もし、浮気をされているのではないかと悩んでいるあなた。一度、調査のプロである探偵に相談をされてみてはいかがでしょうか?