家出した高校生の人探しについて | 福岡・広島の探偵事務所「もみじ探偵社」

 
まとまったお金を持たず、行動範囲も限られる中学生の家出は比較的探しやすいとされます。しかし、行動範囲が広い高校生は、保護者の知らない交友関係が築かれることもあり、格段に探しにくくなります。西日本を中心に幅広いネットワークを展開する「もみじ探偵社」が、「高校生の家出」について解説します。

高校生が家出する原因

高校生の家出は、「家庭内」と「学校生活」の問題が2大原因として挙げられます。
前者は家庭内暴力や家族間のコミュニケーション欠如、ギャンブル依存症の親、両親が離婚・再婚した家庭など、家庭で安らげないケースです。
一方、後者は学校でいじめ被害を受けているほか、恋愛トラブルや失恋で心理状態が不安定になったケースです。
中高校生は、成長期特有の心理的変化により感情や考えが揺れ動くもの。どちらの原因でも、自分自身を守るために家出を選択する可能性があります。

 
また、非行行動の一環で起こる家出も、家庭や学校での問題を抱えていることがほとんどです。自分の表現方法としての家出は、長期化や親・教師よりも非行仲間との繋がりを重要視する傾向があります。

家出した高校生が訪れる場所は？

高校生の家出先は、次のような場所が挙げられます。

 
・友人の家
・祖父母や親戚の家
・先輩の家
・ネットカフェ
・24時間営業の施設
・夜の街
・シェルター
・スーパーや生活用品が揃う店

 
親や学校のプレッシャーを感じにくい友人宅や、自分が抱える問題を優しく聞いてくれる祖父母の家は、代表的な家出先です。親戚の家に身を寄せる場合は、親戚が家出の事実を両親や警察に報告することを考えると、滞在する期間は比較的短いでしょう。友人には事前に家出の計画をSNSで共有していることもあります。
また、情報収集に便利なネットカフェや、飲食、トイレ、冷暖房の利用が見込める24時間営業の施設も家出先になりやすい場所。中には夜の街を訪れる高校生もいますが、性犯罪などに巻き込まれる可能性が極めて高くなります。

家出した高校生を探すには

■警察への届出
家出人は、保護者や親は警察に届け出るのが一般的です。しかし、高校生でも成人に近い年齢で自発的な家出の場合、届け出ても「一般家出人」扱いになり捜査されないことも。一方、犯罪に巻き込まれた可能性がある「特異行方不明者」は、すぐに捜査が始まります。家出で犯罪に巻き込まれたり、危険な状態が予想されたりする場合は、速やかに警察へ相談しましょう。

 
■自力で探す
自力でお子様を探す場合、家出前・直後の情報を集めると足取りがつかめるかもしれません。「SNS投稿や友達とのやり取り」「学校や同級生、友達への聞き取り」「高確率で最初に向かう『自宅周辺』で目撃情報を集める」などが有効です。
連絡手段がある場合は、定期的に連絡を続けましょう。安否の確認だけでなく心のケアを第一に対話する姿勢を持ち、無理に帰宅を促してはいけません。

 
■探偵事務所に依頼する
高度な技術とネットワークを持つ探偵事務所に人探しを依頼することで、早期発見につながります。信頼できる業者を選び、費用や契約内容を確認しましょう。当社では、西日本エリアを中心に広い幅広いネットワークを活用した家出人探しを承っております。

家出後のフォロー

家出後の再発防止には、高校生自身の気持ちを家族での対話を通してしっかり受け止め、家族全員で解決に臨むことが大切です。
家出の原因が深刻な場合や、家族の対話だけでは解決しきれない場合は、専門家や地域社会NPO法人やボランティア団体の力を借りましょう。専門知識を持った人や同じような経験をした人のサポートは、家出後の問題解決にも多角的にアプローチできるはずです。

探偵へのご依頼は「もみじ探偵社」へお任せください

家族関係や学校生活など、複雑な事情を抱えた高校生の家出が後を絶ちません。
リスクが高い家出は、早期発見が重要です。高校生が家出をした場合、まずはプロの力を借りるほか、情報を集めてお子さまの安全を確保するとともに、根本的な原因を突き止めることが再発防止につながるはずです。
行動範囲が広い高校生の人探しは、福岡・広島を中心にネットワークを持つ当社へお気軽にご相談ください。

執筆者：探偵調査員A（もみじ探偵社）

もみじ探偵社で探偵調査員として働く傍ら、調査に関すること、手続きに関すること、調査事例など、いろいろな記事を発信しています！ぜひ参考にしてください。

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