どこまで知ってる？SNSの裏アカ調査 | 福岡・広島の探偵事務所「もみじ探偵社」

 
今は多くの企業がSNSを広告に利用していて、個人もSNSで繋がってコミュニケーションを楽しんでいる方も多いと思います。しかし、同時に裏アカでの誹謗中傷やヘイトスピーチが問題となっており、就活生や従業員の裏アカ調査の動きも広がっています。
「裏アカって何？」、「裏アカはどのように調査するの？」といった疑問について、福岡・広島の探偵事務所「もみじ探偵社」がご説明します。

そもそも「裏アカ」って何？

メインで使っていて知人に教えているアカウントは「本アカウント」と呼ばれています。趣味のことを語ったり、自分の考えを述べたりするのに使いますが、ここでは本音を言いにくいと感じる人が多いようで、知人に知られたくないことやあまり公で言えないようなことを発信する場として別のアカウントを作る人もいます。
面と向かって言えないことをこっそり発信して日頃のストレスを解消している人も多そうです。このように、メインではなくリアルな知人には教えていないアカウントを「裏アカウント」、「裏アカ」と言います。

「裏アカ」の調査で何か分かるの？

では、「裏アカ」からどんなことが分かるのでしょうか？裏アカでは、表では言えないこと、リアルな知人に知られたくないことを述べる場になりがちです。愚痴だけならまだしも、誹謗中傷やヘイトスピーチなどモラルに反することを発信してしまう場合が多く、調査を行うことで、こういうことを考えている人間なのか、こういう行動をしていたのか、と把握することができます。

 
企業が就活生の裏アカを調査するのは、実際の人間性を知り、リスクを避ける意味でも有効です。裏アカでの過去の発言が掘り起こされ問題になれば企業にとって悪影響になる場合があるからです。また、企業がインフルエンサーに広告を依頼し、しばらくしてそのインフルエンサーが過去に裏アカで問題発言をしていたことが発覚すれば、広告自体が使えなくなって巨額の損失を招く場合もあります。

裏アカはどうやって調べるの？

アカウントから出身地、誕生日、連絡先、訪れた場所など、様々な情報を入手できます。それら入力すれば簡単に裏アカが見つかる場合もありますし、投稿された写真やアカウントのフォロー先やフォロワーから実際に付き合いのある友人、知人まで割り出し、そこから芋づる式にたどって裏アカを見つけ出すこともできます。
本名を名乗っていないから安心していても、思いがけないところから裏アカが発見され、炎上に繋がることがあるので注意が必要です。

法律的に問題はないの？

モラルに反する言動があったとしても、裏アカを調査するのは問題ではないのか、と思う方もいらっしゃるでしょう。たしかに、個人のプライベートに踏み込むような行為であり、「犯罪に関すること以外で裏アカを調べるのはやりすぎではないか」、という声や「SNSの投稿内容で採用、不採用を決めるのはよくないのではないか」、という意見もあります。

 
アメリカでは、SNSの情報基づく採用や取引の判断を禁じるという法律がありますが、現時点で日本では裏アカの調査に関する法律はなく、調査内容に基づいて採用や解雇を決定してはならない、という規制もありません。
今後、そのような問題が増えれば、いずれ日本でも規制の動きが出てくるかもしれません。

最後に

SNSの裏アカ調査についてわかっていただけたでしょうか。裏アカの調査は採用を検討する就活生に対してだけでなく、すでに採用している従業員や、婚約者、配偶者に対して行われることもあります。個人で行うこともできますが、やはり限界がありますし、プライバシー保護の観点から問題になってしまう場合もあります。

 
SNS調査を検討されている場合は、全国に広いネットワークを持つ探偵事務所で、様々な調査に関して豊富な経験、知識を有するスタッフが在籍している「もみじ探偵社」にご相談ください。

執筆者：探偵調査員A（もみじ探偵社）

もみじ探偵社で探偵調査員として働く傍ら、調査に関すること、手続きに関すること、調査事例など、いろいろな記事を発信しています！ぜひ参考にしてください。

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